「好きなゴルフが出来る様になって」 川部郁夫 48歳 2002年8月16日 私が体の異常に気がついたのは、平成13年の6月頃だったと思います。好きなゴルフをしていると、左手の小指が大変痛み、クラブを握ることさえもできない状態になり、途中でプレーを止める羽目になったのです。 そして2・3日様子をみていたのですが、一向に良くならないので、近くの整形外科に行き、診察してもらうことにしました。結果は「単なる使い痛みだろう。」ということで済まされたのですが、一ヶ月ほど経っても痛みはとれず、それどころか、左手の小指がしもやけになった様に腫れてきたのです。当然、手を握る事が難しい状態です。 これは単なる使い痛みではないと思い、今度は、総合病院で検査をしてもらう事にしました。その時点では、既に肘の骨に少し変形が見られ、診察の結果は、「初期のリウマチだ。」と言われました。ここで少しショックを受けましたが、この後の医者の説明を聞いて、私は愕然としました。なぜなら、「リウマチは現代医学では治せないし、又薬を飲んでも、少しずつ進行します。」と言われたからである。それからと言うものは、リウマチの事をいろいろ調べ、薬には副作用がある事も知りました。どうせ現代医学では治せないなら、通院しても仕方がないと思い、病院の薬も一切飲まず、毎日気落ちして仕事に行き、家に帰ると家族に当り散らす日々でした。 そういう中で、ある日、インターネットで松本医院を見つけたのです。そこには治った人達の手記が、胡散臭く出ていました。しかしそこには、松本先生の理論とデータが出されおり、治る根拠が掲載されていました。これを読んでいるうちに、私は少しの希望と疑念を持ち、平成13年8月、岡山から大阪の松本医院へと向かったのです。 狭い待合室は、患者さんで溢れていました。漢方薬の匂いが立ち込め、私にとって、この様な雰囲気は初めての経験でした。しばらく待って、名前が呼ばれたので診察室に入り、先生にリウマチの治療で来た事を告げると、今までに病院でどのような治療を受けたのか聞かれました。一切、薬を飲んでない事を話すと、先生はとても喜んで、「すぐに治りますよ、絶対に治してあげます。」と、大きな声で言ってくれました。私はこの言葉を信じ、1日3回の煎じ薬とお灸、そして鍼治療(私の場合、お灸と鍼治療はさぼりがちでした。)をしていく事を、決心したのです。 それから3ヶ月ほど経っても良くならず、リュウマチになって初めての冬を迎える頃には、指の痛みとこわばりは増して来ました。しかし、さぼりがちの鍼灸をきちんとするようにと、先生からお叱りを受けてからは、本気で鍼灸も頑張ったおかげで、痛みもこわばりもどんどん良くなっていきました。春になる頃には、好きなゴルフも出来るかなと、欲張った事も考える余裕が出てくるほどになりました。 そして平成14年6月、約1年ぶりにゴルフ場へ行き、プレーをする事が出来ました。まだ日によっては、こわばりもありますが、完治するのを楽しみに頑張りたいと思いますので、松本先生、鍼灸師の織田先生、そしてスタッフの皆さん、これからも宜しくお願いします。 最後に、私が何故、松本先生をここまで信じてこれたのかは、西洋医学を研究なされた上で、東洋医学の素晴らしさを説いているからであります。 |